2021-04-14 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第4号
昨年の九月、他人のIDを使用して中央制御室に不正侵入をし、規制委員会は今年三月に白判定を出しました。続いて、この度は、侵入検知装置が多数の箇所で故障し、うち十か所が、侵入を検知できない状態が三十日を超えていたということが判明しております。最も重い赤判定を下したということであります。 まず、事実の概要を伺わせてください。
昨年の九月、他人のIDを使用して中央制御室に不正侵入をし、規制委員会は今年三月に白判定を出しました。続いて、この度は、侵入検知装置が多数の箇所で故障し、うち十か所が、侵入を検知できない状態が三十日を超えていたということが判明しております。最も重い赤判定を下したということであります。 まず、事実の概要を伺わせてください。
特に、何かあったときに、後々で、何か月前にこういうことがありましたみたいなことを報道で知ることほどショックなことはないわけでありまして、昨年から、そういう意味でいくと、柏崎刈羽、他人のIDカードを使って中央制御室に侵入していたとか、いろいろあったわけでありますけれども、この一連の失態において、連携の在り方、今どう評価されているのか、お伺いしたいと思います。
結局、中央制御室まで人のIDカードで入ってしまったという、簡単に言えばそうですよね。その過程では様々なチェックがあるにもかかわらず、中まで入れているということです。 このAさんなんですけれども、どう考えても、まず一つは、自分のIDで、なくなってしまったら、自分のIDがないということをちゃんと宣言をして、その日は作業ができないのか、適切な手続をするというのが筋ですよね。
警備会社の方は警備会社で、それがその人のものじゃないということが分かりながら、平気で中央制御室にまで入れてしまっているというふうに考えると、これは一回だけのことじゃないんじゃないかというふうに思わざるを得ないんですね。そこまで緩んでいるのではないか、なあなあでやってしまったんじゃないかという心配を本当にするわけです。
総理、まず総理に伺いたいんですが、今回の柏崎刈羽原発で、昨年九月に、職員が他人のIDカードで中央制御室に不正入室をしていた、それが明らかになったわけですが、何と、少なくとも昨年三月から核物質防護設備が故障をしていた、機能が喪失されたままの状態で放置をされていた。これ、異常事態です。総理、まずは総理大臣としての、この問題についての深刻さ、御所見をお願いします。
昨年九月二十日に東電柏崎刈羽原発において、ある社員が他の社員のIDカードを不正に使用して中央制御室に入場するという重大な事件が発生しました。翌九月二十一日には東電が事案を把握し、原子力規制庁にも報告をしました。しかしながら、原子力規制委員会には報告をしなかったということが分かったわけです。 同時に、この間、原子力規制委員会では、東京電力が原発を運転することの適格性に係る保安規定を審査していた。
○政府参考人(山田知穂君) 規制委員への報告が遅れた理由につきましては、事業者から報告を受けた当初の時点の評価では、中央制御室に入域したのは中央制御室に入域する資格を有する職員であったこと、それから、妨害破壊行為又は核燃料物質の盗取がなく、直ちに核物質防護に影響を及ぼすものではないと判断したこと、事業者に対し速やかに再発防止対策の指示などを行ったことから、直ちに核物質防護上の重要な事案として原子力規制委員会
ID不正、IDを不正に使用して中央制御室に入った。 規制庁に伺いますが、ごめんなさい、更田委員長、もう一回。 この中央制御室というのはどのような施設で、不正に侵入されたら大変なことになると思うんですけれども、どのような施設ですか。
昨年九月、東電の社員が別の社員のIDカードを使ってカード情報を書き換え、チェックポイントを何度もくぐり抜けて原発の中央制御室に不正に入室した事件が起きました。原発を動かす資格に関わる重大問題です。この委員会でも、与野党の議員が取り上げました。そして、現地では、県知事、柏崎市長、自民党県連幹事長を始め、各議員や、そして何より県民各層から強い批判が上がっております。
まず、東電の社員が、他人のIDカードを無断で使い、カードの情報を改ざんした上で原子力発電所の司令塔である中央制御室に不正侵入した事案、次に、必要な安全対策工事を終えたと発表し地域説明会を始めていたにもかかわらず安全対策工事が完了していなかった事案、さらに、侵入検知に関わる核物質防護設備を過って損傷させた事案が発生しております。
私は、原子力発電所の司令塔である中央制御室に不正に入室した今回の事案は、東京電力の管理体制に大きな疑念が生じ、東京電力の信頼が大きく損なわれている、こういう事態だというふうに考えております。 それでも、過去にも同様の事案があったのかどうか、なかったのか、真実はどうなのか、経産省として把握する必要はないと大臣はお考えなのでしょうか、是非お答えをいただきたいというふうに思います。
まず、東京電力柏崎刈羽原子力発電所におきまして、昨年九月に、中央制御室員であった者が同僚のIDカードを不正に使用し、中央制御室まで入域した事案がございました。 そして、本年一月に七号機の安全対策工事が完了した旨を公表したわけでございますが、その後に、火災から守るための設備の一部に工事の未完了が確認された事案が発生したと承知してございます。
当初、幹部が担当部門から報告を受けた時点では、入域したのが中央制御室に入域する資格を有する社員であったこともあり、直ちに核物質防護上の重要な事案として報告すべき対象とは考えていなかったところでございました。
今、岸委員からも若干触れられましたけれども、私は、柏崎刈羽原子力発電所の原子炉を操作している中央制御室に、東電の社員とはいえ、不正入室があったという、その事案について質問をさせていただきたいと思います。 まず、この中央制御室に至るまでに何重ものミスが重なっているということが分かりました。
先ほど岸先生、また青木先生からもございましたが、この東電社員のID不正利用による中央制御室への入室の課題、大変重要な案件ですので、一部質問重なりますが、別の論点からも問いたいと思いますので、私からも取り上げさせていただきます。 まず、東京電力に伺います。
原子力事業者は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に規定する指定公共機関として、あらかじめ感染防止対策に関する業務計画を作成しておりまして、中央制御室への入室制限、机上業務の職場における組織的な在宅勤務の推進、他の都道府県から移動した者は二週間待機するなど、これらの対策がとられているものと理解をしております。
なので、こういった中央制御室様のものを複数設けるというような施設が、ドイツ、スイス等であったというふうに私も聞いております。
前回、私との質疑の中で、このような特重施設のように、コントロールルームが建屋内に一つあって、もう一つ別に、中央制御室を二系統備えているような、日本の現行の特重施設と同じようなテロ対策を講じている施設は海外にもあるんだということの答弁があったやに記憶をしております。
例えば日本でも、自衛隊がオンサイトで駐留をしてテロを防ぐというようなことまでやってくれないと、お金の面で、中央制御室をもう一つつくっていくような特重施設というものは、ちょっと民間事業者にとってははっきり言って非常に重いという本音も漏れ聞こえてくるわけです。 このあたり、まず、事業者にとって財政負担が過重にならないかどうか。国として明確な基準を示してきたのかどうか。
こういうものがもし漏れ出した場合に、中央制御室にその有毒ガスがもし入ってくるとすると、中央制御室にとどまれないというようなことがございますので、これに対して適切な防護をとれという規制要求を新たにかけたというのがございます。 それから、もう一件だけ例を申し上げさせていただきますと、電気設備で短絡とか地絡、いわゆるショートが発生しますと、アークという、電気が空中に飛ぶという現象がございます。
○笠井委員 中央制御室の空調配管に穴がないという設計ですね、今おっしゃった設計と、その設計どおりに設置されていることを書面で、要するに、確認して許可をしたにすぎないということでありまして、腐食、穴については確認はしていないということであります。 しかし、更田委員長に伺いますが、実際には穴があいていたと。
東京電力は、この中央制御室換気空調系ダクトにつきまして、みずからが定める保全計画に基づいて、全体の外観検査を行うこととしています。
○笠井委員 配管の腐食や穴を放置して事故が起こったら、中央制御室に放射性物質が流入してきて、運転員が避難を余儀なくされる。結果、原発は全ての制御を失うという大変な事態にもつながるという問題であります。 そこで、更に伺いますが、この七号機に設置変更許可を出した審査書はどのようになっているんですか。腐食や穴について確認をしていたのかどうか。
次に、レッド・エレクトリカ社(REE)におきましては、同社はスペイン全土への電力供給を行うオペレーターの役割を担っており、実際の需要に応じた供給を確保することが求められていること、自然条件に大きく左右される再生可能エネルギーが導入拡大されるようになり供給制御が困難になったため、中央制御室を設置し、世界で初めて国内全ての再生可能エネルギーを管理することになったこと等の説明がありました。
したがって、免震重要棟なり緊急時対策所では何をすべきかというと、そうした運転員の活動をサポートして、緊急時対策要員による現場対応を実施するため、中央制御室以外の場所に設置すべきだということが要件として求められております。
また、ことしに入っても、島根原発二号機の中央制御室で空調換気系ダクトに腐食による穴が計十九個も見つかるということもありました。こうした相次ぐ不正に県民の信頼が大きく失われております。 そもそも、この宍道断層についても、中国電力は、その存在をこの間、当初、否定をしてきました。多くの市民や専門家の厳しい指摘を受けて、一九九八年に八キロメートルの断層を認めた。その後、二〇〇四年にこれが十キロになる。
中央制御室のモデル室でシミュレーションをやっていました。地震や津波や重大な事態が起こったときに、一〇〇%の出力である原発をとめて、第二原発ですよ、これはタイプが違うんですから、安全にとめるための訓練を私たちに見せてくれました。それは、再稼働するための訓練ということじゃないですか。そういうことが起こっているんです。 その現実をちゃんと見て、大臣がこれまで原発推進の立場だったことは存じ上げています。